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新しい歌舞伎座「GINZA KABUKIZA」で日本の歴史に触れよう!

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かねてから工事中だった歌舞伎座が、ついに完成しました。2013年2月26日完成で、同年4月2日に開館を迎えました。

歌舞伎座は、東京都中央区銀座四丁目にあります。戦争や火事に何度かあい、今回開館したのは、5代目に当たるそうですよ。

 

今回誕生した施設には「GINZA KABUKIZA」という名前があります。

@演劇が行われる「歌舞伎座」

@大きなオフィスタワーである「歌舞伎座タワー」

この二つの複合施設になっています。その複合施設の名前が「GINZA KABUKIZA」なのです。

歌舞伎は、歌舞伎座以外にも、さまざまな場所で行われています。近年では、国内はもとより、海外公演等も成功しているようです。一般の学校の体育館、アイドルグループのコンサート会場になる施設でも行われるなど。

日本のあちこちで、さらには海外へも!そんな思いを込めて、施設の名前をアルファベットにしたんですって。完成した歌舞伎座は、歌舞伎「専用」の劇場です。

一番最初に専用施設が建てられたのは、明治の頃。「歌舞伎」の語源は「傾く」。「かたむく」と読みますが、昔は「かぶく」と読み、名詞化されたのが「かぶき」。

派手な衣装を着たり、激しい動き等の演劇は、戦国時代から行われるようになり、広く知れ渡るようになったのは、江戸時代初期とか。

時は慶長8年、西暦で言うと1603年。出雲大社の巫女だったのが、出雲阿国でした。その出雲阿国が出雲大社で演じたのが、歌舞伎の元祖では?とされています。

さらに歌舞伎について調べると、5代にわたる歌舞伎座の建築様式や、その時に演じた役者さん、そしてそれを支える音楽や舞台、セット、裏方さんの話など、沢山のエピソードが登場してきます。

テレビやネットが普及した現代社会でも、伝統芸能として、人気役者さんが沢山存在し、受け継がれています。

歌舞伎というと、なんだか難しいなぁと思う方も、新しい歌舞伎座を見に行こう、あるいは、中に入ってみよう、お芝居を見てみよう徐々に、歌舞伎の世界に入ってみませんか?

GINZA KABUKIZA、貴方も訪れてみませんか?