ドクミー!

世の中のいろんなものを毒味程度につまみ食い

お弁当の食中毒予防気をつけてますか?

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お弁当を作る時に気になるのが食中毒。

食中毒は、じめじめした梅雨や暑い夏の時期だけではなく1年を通しておこるものでありお弁当作りの時も気をつけたいものです。

我が家は大丈夫と思っている人いませんか。油断はできませんよ。

 

■食中毒の原因は■

 

食中毒の原因は、サルモネラ菌(汚染された鶏卵や食肉・ペットや人からの感染)、病原大腸菌(汚染された食品・飲料水から感染O-157など)、腸炎ビブリオ(魚介類などに付着しているため生食から感染)、黄色ブドウ菌(人の喉・鼻・皮膚・化膿したキズなどに付着して食品などから感染)、カンピロバクター(汚染された家畜から加工された食肉・牛乳・飲料水などに付着していたりペットなどにも付着していることがあり感染)
といった病原菌による細菌からの感染です。これらの菌を繁殖させない環境づくりとは、基本は水分を排除し乾燥させ菌を繁殖させない環境で料理をすることです。

 

■台所は大丈夫?■

 

台所はどんな状態になっていますか。

細菌が繁殖しやすい環境ではないでしょうか。
お弁当を作る前にちょっとチェックしてみませんか?

・手拭きタオルやふきんは乾かした清潔なものでしょうか。(洗って絞った状態で放置しておくと菌が繁殖)
・まな板や包丁などしっかり乾かし水分が残っていないか。(水分が残っていると菌が繁殖)
・生ごみなどの始末はしてありますか。(菌の巣になってしまい繁殖)
・調理台や流し台は片付けられているか。(ごちゃごちゃにおいていると料理がしずらく菌が接触しやすい)
冷蔵庫の中は清潔か。(冷蔵庫の中も不潔にしておくと菌が繁殖しやすくなる)

思いあたるところありませんか。

 

■暑い夏のお弁当、食中毒予防のポイント■

 

お弁当はどうしてもいたみやすい環境におかれることが多いため食中毒になりやすいです。

ちょっとした工夫でお弁当を食中毒から守ることができます。

・お弁当を作る前はしっかり手を洗い雑菌を洗い流し清潔なタオルで水気をしっかりふき取りましょう。
・まな板は野菜、魚、肉と使い分けるのがベストですが、難しいようであれば野菜をはじめに切り、その後、肉や魚の順に切りましょう。
・いたみやす食材や生ものは避けたほうが無難でしょう。
・意外なところで卵も傷みやすいため中心部まで完全に加熱しましょう。
・食材は中まで十分に火を通しましょう。
・しょうゆ・砂糖・塩は食材のいたみを予防してくれるため味付けは濃いめにつくりましょう。
・梅干や酢、香辛料などは防腐作用や食欲増進になるため味付けにうまく利用しましょう。
・お弁当箱におかずを詰める時は仕切りやアルミカップなどを利用しておかず同士がくっつかないようにしましょう。
・ごはんもいたみやすいため炊き立てのごはんを使い、おかずなどはのせないようにしましょう。
・おかずやごはんはさましてからお弁当箱に詰め、蓋に水滴がつかないように冷めたことをさらに確認して蓋をしましょう。
・調理器具は使ったあと洗剤や流水で洗い、まな板やふきんなどは熱湯、漂白などを使ってしっかり殺菌し、完全に乾かしましょう。

ちょっとした気づかいをすることで怖い食中毒から家族を守りましょう。

守りましょう。