どんぐりたべたことありますか?おいしいですか?
子供の頃からどんぐりって食べることができるのか。そして、おいしいのかという疑問がつきまとっていました。
親は食べることはできないと言うのですが、そういわれると食べたくなるのが子供の心理です。
そして、いよいよ自分が大人になりどんぐり拾いに、そこで知り合った人から私たちはこのどんぐりを食べるために拾いに来たといっていました。
ちゃっかりどんぐりの食べ方もついでに聞いて後はチャレンジあるのみ。期待はどんどん膨らみました。バケツいっぱいのどんぐりを抱えて「よしゃ!!」気合は十二分。
採れたてどんぐりをつまみぐいというか味見で殻と薄皮を剥いて1個食べてみると苦くて渋い~、、、
- .大きめのボウルにたっぷりの水を入れその中にどんぐりを入れしばらく待ちます。
- .浮き上がってきたどんぐりは取り除き、沈んだどんぐりを使います。(浮いてしまったどんぐりは虫食いだったり古かったりするため×)
- .沈んだどんぐりをざるにあけて、1個ずつ根気よく殻から取り出します。(感想:木づちや金づちを使って殻を割り剥きましたがうっかりする実をつぶしてしまうので注意!!)
- .大きめの鍋にたっぷり水を入れ沸騰させ、次にどんぐりを入れ10分ほど強火でボイルします。
- ボイルしたどんぐりをざるにあけ水気をきって乾かしたところで薄皮を剥きます。感想:乾燥したほうが薄皮は剥きやすいみたいです)
- .たっぷりの水の中に薄皮をむいたどんぐりを数時間漬け込みざるにあければ渋抜き完了。(感想:一応渋抜きできて食べれる状態になりました)
味見をしてみるとほのかに渋みや苦味は残っている感じですが気になりません。(人によって味覚が違うのでどうかな)
渋抜きしたどんぐりをすり鉢に入れて潰したところに蜂蜜や小麦粉、卵などのクッキーの材料を加え混ぜ合わせてクッキーを焼いて食べました。
他にも、どんぐり団子やトッピングなどいろいろ使えそうです。
ちなみに、おススメのどんぐりは、渋みが少ないマテシバやブナのどんぐりです。やめたほうがいいのが渋みが強いシラカシやアラカシです。そして絶対に食べないほうがいいと思うのがクヌギです。
泣いてしまいました。最高に苦い味のどんぐりでした。
縄文人はどんぐりを冬の保存食として食べていたそうですがおいしいと思って食べていたのでしょうか。
また、どの種類のどんぐりを食べていたのでしょうか。
これでようやく、子供のころからの願いはかないました。
自分が思っていたほどおいしいものではないという結論になりましたが一度親子でチャレンジしてみるのも楽しいかもしれません。
最後にどんぐりは栗のように甘みがないことを付け加えておきます。