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不妊症の検査とチェック(男性編)

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女性の不妊検査はかなりの数の検査がありますが男性の場合は一般的な主たる不妊検査の数は女性ほどありません。

また、女性側に原因が認められない場合に男性側の不妊検査をすることが多いです。

  1. 精液不妊検査(精子の濃度や量、奇形率や運動量など基本的な値をしるための不妊検査です。検査の方法は3日から5日ぐらい禁欲して精子の採取をおこないますが、採取してから2~3時間以内に提出しなければなりません。ということもあり病院で採取するのがより新鮮な精液を採取することができますが、なかなか病院ではという男性も多いのではないでしょうか。その場合、自宅で精子を採集し決められた時間内に病院に提出すればOK。病院で採取する場合、専用の個室などがある場合もあります)
  2. 性器不妊検査(視診や触診をして男性外性器の状態を把握します)

    下記の検査は必要に応じて検査をします。また、原因が見つからなかった場合は女性側の再検査をおこなうことになります。

  3. ホルモン値不妊検査(精子形成に関係するホルモン値を調べるために血液を採取します)
  4. 尿中精子不妊検査(不妊の原因のひとつ、精子が膀胱に逆流していないか、検査方法は射精後、中間尿に精子がいないかを調べます)
  5. 染色体検査(血液採取をおこない、培養してその中に含まれている血液中のリンパ球にある染色体の状態を調べます)

そして、検査の結果で疑いがのある場合は精密検査をすることになります。

男性の場合は、なかなか病院に行くことじたいが抵抗あるのではないでしょうか。

不妊検査は産婦人科・不妊専門病院・泌尿器科病院でおこなうことができます。

不妊治療は夫婦共に協力しあうことがとても大切です。