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男性の不妊症と不妊治療

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男性も検査の結果にて原因が特定されれば不妊治療ができます。

男性の不妊症の大半が「造精機能障害(無精子症・精子奇形症・精子無力症・精子減少症・乏精子症)」原因の場合は薬物療法をはじめとして、「人工授精」、「体外受精」または「顕微鏡授精」といった方法がとられています。

「精管通過障害」は精子の通り道である精管が閉鎖されて精巣で精子が造られても外に排出することができない場合は手術をすることで改善され自然妊娠の可能性もでてきます。

この他にも精子を採取して「人工授精」、「体外受精」、「顕微授精」をすることも可能です。

「性機能障害」が原因の場合は症状によって治療法が違ってきます。

例えば勃起障害・勃起不全といった場合はバイアグラなどの治療薬を使用することで効果をあげることができます。

また射精障害も不妊の原因となり、早期に不妊を解決したい場合は精子を採取して膣内に入れる治療方法もあります。

男性の不妊の原因も人それぞれに多種多様にありひとりで悩んでいる人も入れば、夫婦で悩まれている方も多いのではないでしょうか。

男性はとかく検査や治療に抵抗を感じられる方も多いかと思いますが、不妊治療の場合はなるべく早めに治療を受けることで解決への第一歩となります。

その結果、男性側の原因とわかっても最終的には負担の過重は女性にかかってくることも少なくありません。

不妊治療は女性がいくら頑張っても男性の協力なしにはうまくいきません。

お互いに不妊治療をはじめる前、不妊治療中も夫婦でよく話し合い協力し合い、時にはいたわりあうことがとても重要になってきます。

男性の不妊治療も女性の不妊治療と同じように不妊治療をしたからといって絶対に成功するとは限りません。